簿記における有価証券・投資有価証券の処理方法で、切放法か洗替法のどちらを利用するかを備忘録として纏めています。
有価証券の処理方法は切放法と洗替法
有価証券(売買目的有価証券)は、切放法と洗替法の両方で処理が可能です。
問題文に切放法と指示があれば切放法、洗替法と指示があれば洗替法で処理をします。(問題文に記載が無い場合は、前期・帳簿価額等で判断)
※配当金、受取利息、売却損益の処理方法のパターン
- 全ての勘定科目を分ける方法(受取配当金、有価証券利息、有価証券売却損益)
- 全てを一つの勘定科目に纏める方法(有価証券運用損益)
投資有価証券の処理方法は洗替法
投資有価証券(その他有価証券・満期保有目的証券)については、絶対に洗替法で処理をします。
問題文に何も指示が無い場合もありますが、洗替法で処理をする原則があるため、その原則にしがたい処理をします。
ただし、前期に実質価額低下による「減損処理」を実施している場合には、減損処理後の簿価が当期にも引き継がれるため、その場合のみ切放法で処理となります。
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