株式取引を始めてから、これまで好景気も相まって利益を上げてこられてきましたが、
投資機関の空売りがえげつない株を買ってしまいました。機関による「大量の空売り」が原因で、悪材料も無いのにどんどんどんどん、株価が下落する状況に陥っています。。泣
その株は、「楽天」です(T_T)
現在、えげつない下落が続いています泣
でも、株価が下落しているから、損が出ているから、直ぐに損切りをするのは、私は株式の長期保有を目的にしているので避けています。
だって、機関が大量空売りをした株式は、将来的に買い戻しが必須で、その買い戻しによって株価が後々、元に戻る可能性があるから(^-^) (←期待を込めて)
機関の空売り圧力が、株価を強制的に下げる原因と仕組み
空売り投資機関が株式の空売りをすると、その空売り株式が大量であればあるほど、株価は急落(下落)します。
この下落は、機関が現物株を、既に所有している大口から一時的に借りて、その株式を市場に(空)売ることで、株式市場での該当株式(供給株式)数が多くなることが原因です。
空売り投資機関はこの空売りを、決めうちした株式で大量に行うことで、株価を力業で急落させます。
そして、強制的に株価を下落させた後に、空売り機関はその空売りした株式を買い戻し(現物買)ます。
空売り時より低い価格で後々買い戻すことで、空売り機関はその「差額分の大きな利益」を出すことができます。
(株式の返却期限や利息支払いが必要な、「信用買いホルダー」が、空売り機関の主なターゲットです)
これは、大手の投資機関が「大きな資金力」を持つからこそ可能な力技で、個人投資家の資金力では歯が立たないケースが殆どです。
例えば今、絶賛株価下落途中にある楽天株。泣
2015年4月に2357.5円の高値を付けましたが、その後から株価の下落傾向が続き、現在(2018年8月時点)では、700円台まで株価が下落しています。
この下落の原因は、楽天が「携帯事業に新規進出」をすると表明した後、先行き不安が懸念されて売りが増えたことが一因にありますが、その一因に乗っかって空売り機関、メリルリンチ(Merrill Lynch)が大量の空売りを仕掛けた続けたことが、株価下落に大きな影響を与えています。
投資機関による、株式の空売り情報は空売り残高情報サイトから検索できますが、楽天株式に関しては、メリルリンチ(Merrill Lynch)が長期的に楽天株の空売りを仕掛けていることがサイトからもわかります。
楽天株の投資機関空売り情報に関しては、全てメリルリンチが占めています。他の株式では、ここまで一社独占というのも珍しいです笑。
このように空売り投資機関は、特定の株式に対して、大量の空売りを仕掛けて、株価を安い水準まで可能な限り下落させた上で、空売り後の株式を安値で買い戻すことで大きな利益を出します。
株式売買において「数の圧力」で、株価を操作するのです。(←これが許されて良いのか??)
大量の空売り残高は将来の買い戻し圧力になる
機関が大量の株式空売りを仕掛けると、その後から株価は下落します。
短期的に急激に株価が下落をするため、個人投資家は不安になります。不安になって、自分の許容できる含み損の範囲を超えてしまったら、損切りのため、株式を含み損のまま売却します。
「短期的」な株式投資でお金を運用するなら、これが正解!
でも、「長期的」な株式投資、株式保有を考えているミッコみたいな人にとっては、空売り後の株価下落で、保有株式を損切り売却してしまうのは勿体ない!
と思うのです。
だって、空売り機関は、株価を下落させるために大量に空売りした株式を、全て将来的に買い戻す(現物買い)必要があるから。
「買い戻し」は株式の現物買いなので、理論的には機関による大量空売りで過去に下落させられた値段分、将来的に後々、株価が上昇することになるのです!
この買い戻しは将来的に必ず行われるものです。
※買い戻しの期限は普通は決まっており、基本は最大6ヶ月です。
ですから、自分の保有する株式が機関の大量空売りによって一時的に株価が下落してしまったとしても、
もし「株式の長期保有」を考えているのなら、空売り以外の将来的な不安要素(財務状況等)がその会社に無いのなら、焦って損切りはしないで現物保有をし続ければ良いのです(^-^)
(楽天に関しては、配当も株主優待もあまり充実していないため、長期保有にそれほどメリットは有りませんが笑
他の配当・株主優待が充実している株式については、機関の大量空売りが有ったからといって、その後に焦って株式を手放す必要は無いと思います!)
空売り後の投資機関の思惑と、残高買い戻し後の株価
空売り機関が大量空売りによって株価を下落させる理由は、買い戻しを安価で行うことで大きな利益を出せるからです。
でも、投資機関・株式によっては、大量空売りに「もう一つの目的・思惑」があることがあります。
それが、下落させた安価な株価で該当株式を現物買い・取得することです。
空売り投資機関は、大量空売りにより株価を一時的に下落・急落させ、まずは「安価で株式を買い戻す」ことで利益を得る。
そして同時に、投資機関がその株式を、下落した安価な株価で大量現物買いすることが有ります。
これはなぜかというと、空売りして利益を出した株式が、将来的に株価上昇の好材料が出る・将来有望な優良株であると投資機関が判断した場合に、その株式を安く仕入れるために安い株価まで空売りで下げて、空売りの買い戻しで利益を得ると同時に、将来の株価上昇を見据えて現物買いを行うケースが有るからです。
この場合は、空売り投資機関は、「空売りの買い戻し」と「株価下落後の現物株買いによる、将来の株価上昇時の売却利益の取得」
この2段階で利益を上げることを目指します。
この手法は、全ての投資機関・株式で行われるものでは有りません。
でも、仮に大量空売りを仕掛けた投資機関が、同時に該当株式を現物買いしている場合は、このケースに当てはまる可能性が極めて高いです。
このケースならなおさら、空売りによる株価下落に焦って、保有する株式を損切り売却するのは勿体ない!
投資機関に一時的に大量空売りを仕掛けられると、株価が下落するので株式ホルダーとしては正直、心中穏やかでは居られない(笑)のですが、
私は外食株で何度も空売り機関の大量空売り・株価下落を経験していて、
安定株は保有し続ければ、よっぽどの悪材料が出ない限りは、いずれ株価は上がる・元に戻るものと思っているので、
「長期保有し続ければ、いずれ株価は上がる、大丈夫。」
と、空売りによる株価下落を、少し心に余裕を持って受け入れられるようになってきています(^-^)
長期保有を前提に株式運用をする人は特に、機関の大量空売りの後の株価下落に対しては、焦って損切りはせず、現物保有をし続けるのが私としてはオススメです^^
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